身体操作を学ぶための合気道
合気道は、体力がなくても、老若男女がともに稽古しています。
体力や腕力を必要としないためであり、体格差がそのまま実力差というわけではないからです。
技によっては、大きい相手の方がやりやすい場合などもあります。
合気道のやり方は人それぞれで、道場の中でも、個人差が大きいものです。
激しい稽古を続け、厳しく体を鍛える若い人もいれば、ゆったりとした動きで合気道の動きを学ぶ年配の人もいます。
当然若い人の方が動きが速かったり、体力があったりするわけですが、こと合気道的な身体操作という点においては、理解度は人によって違い、激しい稽古をやった人でも、力みが入ってうまく相手と和合できないということもしばしば。
意外と、年配の方のほうが、余計な力をかけない分、自然な動きを覚えやすい場合も。
とにかく脱力が必要で、力でなく移動で相手を制するため、他武道経験者は、最初はかなり戸惑うようです。
合気道は、基本的には身体と心の動きによって、相手との調和を目指すもので、相手を倒すことは目的とされません。
実践で強くなるためというより、その動きの精妙さを磨くのが、多くの合気道実践者の目標なのです。