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争わないための合気道

合気道では、一部団体をのぞいて、試合や乱取りを行いません。
合気道には争って優劣をつける考えがないため、稽古はおたがいに技を交互に掛け合うかたちで行われ、舞台でも演武という形で技を披露します。

これはなぜか。
ひとつは、合気道の考えの一つとして、「和して争わず」というものがあるからです。
開祖である植芝盛平は、広大な宇宙の中のちっぽけな地球の、その中のちっぽけな人間同士が、どっちが強いだとか弱いなどと言っても仕方がないと語っています。
そのため、勝負で優劣を決めるような試合は、基本的に合気道では行われていません。

もう一つ、合気道の技には、突き・蹴りに関する制限や、禁じ手と言われるものがなく、基本的には金的・目つきも技の中に含まれる場合があります。
関節を極める技やツボを押さえて極める技も多いため、抵抗をすると大けがをする場合も少なからずあります。

こういった理念や危険性から、合気道は試合を行っておりません。
一部団体や道場で行っている試合も、ルールによって技を制限したり、攻め手と受け手に分かれて交互に行うなどの工夫をして、怪我を防いでいます。
争わないことが、合気道の精神なのです。

         

合気道とはどういうもの?

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